台南人の旦那さん
生後8か月になった息子・猫・犬の5人で台南で暮らしている まゆ（@mayu_taiwan）です。
4月はじめに産休・育児休暇を半年いただき、仕事復帰しました！ずっとお家で息子と一緒にいれる生活はとても幸せでかけがえのない時間でした。本当は育児休暇を延長しよう...っと思ってたのですが、諸事情が重なり予定通り復帰しました。
今回は、台湾の産休・育児休暇制度や育児手当を少し個人的にメモとして残したくて、わたしが実際に経験したことを元に記事にしてみます。参考になる方がいたら嬉しいです。
それでは振り替えってみよう～
【 台湾で出産 】台湾の産休・育児休暇制度や育児手当について
台湾の妊娠中の休暇制度
安胎休養暇
わたしは妊娠初期の際に切迫流産気味で先生から安静を余儀なくされていました。その際、先生に診断証を出してもらい会社に申請し2020年の1月は2週間まるまる休み。2月は旧正月の関係もあり、ほぼ会社に行けていませんでした。診断証を提出しているので「安胎休養暇」として病暇になります。お給料ですが、休暇の分半分支給のようです。
産檢暇
5日間妊婦検診のために休暇をとっていい制度です。会社によって若干異なるそうですが、うちの会社は丸1日休暇が可能。先に申請をし、後日領収証の明細書を人事に提出していました。この休暇制度は本当にありがたく、検診が2週間に1度になる妊娠後期から利用していました。お腹も大きくなるし、週末にいくより平日にいけること。また台湾は9割 旦那さんも検診を付き添いしますが、この休みのおかげで出産前に夫婦の時間をゆっくりとれるのもとても良かったです。丸1日休暇ですが、会社は休暇扱いにはできず100％お給料が発生します。
台湾の産休制度
産暇
8週間の産休制度です。土日を含む56日間が休暇になります。また、産後少なくとも4週は身体の回復の為に産後に残すべき...っと言われています。その為、台湾人の女性は2週間前まで働く方が多いです。各いう私も予定日は8/29だったので8/10から産休に入りました。ですが、8/14の検診の際に誘発分娩が決まり（お腹の子が38Wを前に40Wの大きさになっており、予定日の頃には下から産めず帝王切開になるかも...っと言われたんですよね笑）8/17に出産。産休に入って1週間後に出産を迎えました。
8週間の産休制度ですが、会社から100％お給料が発生します。（なんとありがたい制度なんでしょう～日本は６割かな？）
陪産暇
配偶者の休暇制度です。5日間とれます。うちの旦那さんの会社はかなりフレキシブルで8/14に8/17に出産するから8/16の夜21時くらいから入院ね～っと決まったのですが、すぐ上司に話をして、8/16～5日間お休みしていました。入院期間中旦那さんが傍にいるのはとってもありがたいし力になりました。旦那さん曰く、奥さんの出産予定日の月はどう変更しても可能なように会社が調整してくれるから、リラックスしてね～いつでも大丈夫だよ～っとよく言ってくれました。台湾のフレキシブル対応ほんといいですよね。この期間も会社から100％お給料が発生します。
台湾の出産手当
生育獎勵金
子どもの戸籍登録した地域によって出産手当のもらえる額が変わります。主な都市を見ていきましょう...
【台北市】
每胎2萬元，雙胞胎4萬元，以此類推。
【新北市】
每胎2萬元，雙胞胎4萬元，以此類推
【桃園市】
每胎3萬元，雙胞胎每位3萬5千元，三胞胎以上每位4萬5千元。
【新竹市】
首胎1萬5千元，之後每胎增加5千元，雙胞胎補助5萬元，三胞胎補助10萬元。死產或自然流產者，每胎補助1萬5千元。
【台中市】
單胞胎1萬元、雙胞胎3萬元、三胞胎以上每胎2萬元。（與台中市到宅坐月子服務津貼，僅能擇一申請，且為現金發放）
鄉鎮市額外補助：
・彰化市，每胎補助5,000元
・鹿港鎮，每胎補助6,600元
・北斗鎮，每胎補助10,000元
・埤頭鄉，每胎補助3,000元
・大村鄉，每胎補助6,000元
・社頭鄉，每胎補助6,000元
・福興鄉，每胎補助8,000元
・永靖鄉，每胎補助5,000元
・花壇鄉，每胎補助5,000元
【台南市】
第一名6千元；第二名1萬2千元，第三與第四名3萬元，第五名5萬元。
【高雄市】
第一胎每胎補助2萬元（108年12月31日前出生者維持一萬元），第二胎每胎補助2萬元，第三胎每胎（含以上）補助3萬元。收養之子女，不予計入。
父親か母親が同じ戸籍に登録しており、実際に10か月住んでいる、1年住んでいるなど市によっても条件が様々なので、ご自身の地域の条件を確認されてください。
わが町。台南よ...6000元ですか。他の都市に比べて断然少ない。
因みに、台南、なんでこんなに出産手当が低いのか考えてみたのですが、もちろんね、台南政府の予算の問題もあると思うのですが、わたしの知り合いのご家族はみなさん一人っ子が少ないです。私の上司もお子さん4人、同僚も2～３人いらっしゃいます。この前、日本人のママ会（30代～60代）に参加させてもらってびっくりしたのですが、みなさん3人お子さんいらっしゃって、2人で少ない方みたいなのです。台南～すごい～！そりゃ手当が充実してなくても子どもが増えてるんだから、そりゃそうよな。なんとなく納得しました。
台南の項目のとこだけ、「5人目だったら50,000元」5人目！笑 子沢山！
台湾の育児休暇制度
育嬰假
育児休暇制度です。
台湾では6か月間は政府からお給料の6割支払いがあります。必要書類を人事に提出し、申請は会社でしてくれます。また、育児休暇の最初の6か月間以降～子どもが3歳になる前まで育嬰留職停薪も可能です。この制度は無給ではありますが、会社に在籍可能で仕事復帰することができます。ただ、台湾の方に聞くところ、6か月育児休暇取得後、そのまま会社を退職する方が多いそうです。わたしと同時期に出産した同僚は復帰していなくて、聞いたら退職したそうです。
台湾の育児手当
育兒津貼
育児休暇中の半年間は自分でみていたので、毎月2500元の補助がありました。その後、保育園に通いだしてから、必要書類を保育園に提出→保育園が申請してくれ4月から毎月6000元の補助を受け取っています。
2021年8月からまた育児手当の増額があるそう。
台湾の私立保育園、実はとてもお高いです。その為、今で補助が月/6000元なので7000元になるのはとっても嬉しい！
以上が実際わたしが取得した台湾の産休・育児休暇や出産・育児手当の概要です。実は他に台湾の労働保険の出産手当（出産から5年以内に申請）がまだ振り込まれていなく、労働局に確認したら申請されていないということで会社の人事に確認中です。この手当も頂けたらまた更新したいと思います。お給料2か月分だから結構大きな金額だよな～振り込まれてほしい...
