台南人の旦那さん
猫・犬の4人で台南で暮らしている まゆ(@mayu_taiwan)です。
最近台湾は豪雨に見舞われたり安定しない天気が続いています。日本は梅雨入りしていますか?天気の移り変わりと共に、わたしの生活環境がガラッと変わりました。実は7月1日より台湾現地企業に就職し正社員として勤務しています。
そこで今日は去年結婚をし半年間主婦としてまった〜り暮らしていたわたしがなぜ台湾で正社員として働くことにしたのか…そのお話をさせてください。
【 台湾で就職活動 】30代女性が台湾でお仕事探しに苦労した話
仕事したい!っと思ったきっかけ
3月の結婚式を終えた今年の4月半ば…「アルバイトしたい!」っと思いつきました。結婚後、台南では本当にゆっくりと過ごしていて(旦那さんに感謝)ゆっくり家で過ごすことが多くなった私。たまに、台南で知り合った日本人の方と市内で会うなど楽しく過ごしていましたが、もっと台湾でのコミュニティーを広げたい!とこの時期から思っていました。なので、まずは【アルバイトで中国語のレベルアップを図ってみよう】【コミュニティーを広げよう】と思ったのがきっかけです。
104で仕事探しを始める
台湾でお仕事を探すならここがオススメです。
日本でいう「リクルート」に近い存在だと思います。
ここのサイトに登録をして(個人情報・学歴・希望職種など)アルバイトの検索をしていました。私の最初の条件は ①家から近い ②カフェなど人と対話できる仕事 ③昼間勤務 という3つの条件で探していました。
しかし、ここで問題発生!全くヒットしません。台湾で有名なチェーン店のカフェが募集していたので、サイトから履歴書を送ってみました。が、来る日も来る日も音沙汰がない・・・
旦那さん曰く、ここで企業が「この人いいかも!面接してみたい!」と思ったら連絡がくるので、音沙汰がないということは、そもそも履歴書すら通らなかったとのこと。よくよく募集要項をちゃんとみてみると、【接受身份】(受け入れ対象)に「外籍人士」(外国人)が書いてありません。そもそも外国人はお断りのようです・・・
そもそも外国人受け入れが整っていない
例えば、台北などの中心都市だったら違ったと思います。外国人の受け入れはもっと広いだろうし。でも私が住んでいる都市はここ「台南」中心都市との差を歴然と感じました。日本人で受け入れ体制が整っているのは、「日本語の先生」と「日本人向けの飲食店(サービス業)」でした。どちらも勤務時間が夕方から夜にかけてと私の条件と反していました。
この際だからっと、検索条件を「正社員」に変えてみました。正直、正社員で働くつもりはなかったのですが、要は試しだ〜っと半ば無理くり探してました。正社員で検索をすると、主に貿易関係の仕事がヒットします。日本との仕事があるような企業だと、外国人の受け入れも多く、この頃から【正社員でもいいからもうちょっと条件に合うような企業を探して見よう】と思うようになりました。
なぜ、正社員で働きたくなったのか
きっかけはツイッターでした。台湾在住の多くの日本人の方が現地企業に就職していることがわかりました。そもそも、アルバイトしてみたいかもっと思ったのも、「自分のコミュニティーを広げたい」「語学力をあげたい」っと思ったことがきっかけでした。
仕事探してるって言ってたけど、個人的には日本で管理職もやったし、またがっつり働く気になれない。(2017年9月から働いてない) アルバイトで軽くやろ〜って思ってたけど、軽く考えすぎだったかも…😇
— mayu@台湾/日台夫婦🇹🇼 (@mayu_taiwan) 2019年5月18日
自問自答しながらも、自分の条件に合う働き方をしたいなら【正社員】での雇用形態がベストと考えるようになります。これから台湾で暮らしていく中でもちろん主婦として過ごしていても問題はないかもしれない。けど、今後自分のコミュニティーが広げられて、台湾人の知り合いが増えたら生活がどう広がるかな〜などと考えはじめました。
また、この頃。ツイッターでは海外で暮らす日本人の子どもやハーフの子どもたちの教育や生活問題が話題になってました。実際私はハーフで育ってきましたので、その状況はすごく想像できます。台湾を拠点とするならば、お母さんが中国語が乏しかったら、生活上苦労が絶えないし、ましてやうちの子も「いじめ」なんてあったらどうしよう・・中国語ができないから戦えないぞ・・・!なんて考えるように笑
今後台湾で生活をして行く以上、「語学の問題は尽きない」し、もちろん「語学ができて、社会が知れてこそもっと考え方の幅が広がるんじゃないか」それだったら、本当に台湾人ばかりの環境に自分の身を置き、【正社員】の雇用形態で働き、色々な角度からものをみて視野を広げてみるのはどうだろうか?と考えるようになりました。
その後、何社か内定をいただくものの・・・
5月に2社受けるものの・・
😭😭😭
— mayu@台湾/日台夫婦🇹🇼 (@mayu_taiwan) 2019年5月20日
1社 連絡が来たんだけど。2.3ヶ月中国に修行に行かなきゃいけないらしい…それが大丈夫かって社長から連絡来たよー😭 どうしよう、2.3カ月中国🇨🇳 不安すぎませんか?😭😭
自分の働きたい働き方と会社が求める働き方に差があって、これで断るの2社目…。履歴書送る→面談→人対人 話すと見えてくる。
— mayu@台湾/日台夫婦🇹🇼 (@mayu_taiwan) 2019年5月22日
外国人で外国人対象じゃないのに連絡くれて面談して、そこまで時間割いてくれたのに断るとか…本当失礼よね…ごめんなさい🙇🏻♀️
こんな感じで紆余曲折がありました。104のサイト上で履歴書を送るとその日に連絡がきて、次の日に面接みたいな流れもあり、自分の気持ちがまだまだ追いついていなく5月の時点では本当にチャレンジできるのか・・?という問題にさしかかっていました。
良い企業に出会うものの・・・
実は6月約1ヶ月くらいかけて面接していた企業さんがありました。でも、最終的に2社目と同じく大きな問題に差し掛かります。「子どもの計画」です。
30歳 既婚です
— mayu@台湾/日台夫婦🇹🇼 (@mayu_taiwan) 2019年6月25日
面接の時に絶対聞かれる「子どもの計画は立ててる?どうする?」の質問。正直に、「子どもは欲しいです。授かりものなので…時期はなんとも…」って答えがいけないのかしら…台湾はそゆとこ優しいと思ってたけどなぁ…😟
ビジョンが明確じゃないから雇い辛さもあるのかなぁ…
企業側も雇うなら「長く続けてくれる人」がいいのは百も承知。その環境作りが難しい会社なのかな?っと疑問に思うように・・・
4社目でやっと内定!
面接 とんとんとーん!っと、内定を頂きました😳 みなさんがおっしゃる通り、「縁」なんだなぁっと。そして、今回は一回も「子どもの予定」聞かれなかった。直属の上司は女性。彼女はバレンシアガのスニーカーでした👟 ( まじかよ ) 日本へ出張の時もスーツ着なくていいって。日本へ出張!🍣
— mayu@台湾/日台夫婦🇹🇼 (@mayu_taiwan) 2019年6月27日
3社目の会社から内定がでず、落ち込んでいた私。その日の夜、104のサイト上で履歴書をみてくれた会社からすぐ連絡があり、2日後に面接でその場ですぐ内定を頂きました・・・!最初、内定とか採用するからっなど一言も言われなく書類関係の話になったのでびっくりしました笑
晴れて、7月から働いてます。日本のお客様相手だけど、同僚は全員台湾人なので、仕事中は全部中国語。ビジネスで使う中国語がわからなすぎて・・はて・・?っとなることもあるけど、なんとかやっていけてます!語学力伸びること間違いなし。生活力がちょびっとレベルアップしそうです。
台湾で正社員で働くと思っていなかったので、私の両親もびっくりしています。でも、今後自分や家族の将来を見据えた上で人生計画を立てていくと、「台湾で正社員として働くこと」のメリットもだいぶ見えてきました。結果、挑戦してよかったと思ってます。
まだ、働き出して1週間しか経っていませんが、社員食堂のある会社で昼食代が浮いているので嬉しいです笑 コミュニケーションはまだまだ乏しいですが、みなさん優しくゆっくり話してくれるのでなんとかついていけています。語学力は必然的にアップしそうなのでスポンジのように吸収して頑張っていきたいと思います。お金の話になるんですが笑 私のお給料は何に使おうかな〜?っと考えたけど現実的に全部貯金に回して、将来の蓄えとしていきたいと思います(貯金大好き)
いつもみてくださってる方、新しく読者登録してくださってる方ありがとうございます!今後、台湾主婦の〜みたいな名乗り方が出来なくなって少し寂しいですが、福利厚生や台湾の会社事情など台湾の暮らしをもっとクローズアップしてブログでお伝えできたらと思います!